休み時間。
女の子達が、明日出掛けるらしく僕の隣でわいわいと予定を練っている。
買い物がどうだ、映画がどうだと騒がしい。

ふと、その中の1人の子が古泉君は休みの日って何してるの?と
話を振ってきた。
気をつかったにせよ、近づきたいにせよ、ほかっといて欲しいものだ。

それでも、そんな事は微塵も見せずニッコリ笑ってみせる。
「部活がない時はゴロゴロしている事が多いですよ」
イメージダウンな発言なのは、承知の上だ。
予想通り女の子達はそうなの〜お?とガッカリ顔。
一体どんな言葉を期待していたというのか。


気付けば、僕を中心に女の子達が立つ形になって
なんだかんだと質問してくる。
当たり障りのない返事をしつついい加減ウンザリしていると、
後ろの方から聞き覚えのある声が聞こえた気がした。
振り返ると、彼がドアの所でクラスのヤツと話をしている。
何だか少し優しい顔をしている気がする。

気になって、女の子達にちょっとゴメン、と伝えて席をたつ。
軽いブーイングが聞こえたが無視だ。
どうせすぐにまた明日のプランの話になるに違いないのだから。



途中で二人がこちらを見た。
クラスメイトが、来客-彼の事を伝えるとじゃあと出て行く。
連絡してくれただけなのに、妬いてしまった自分がバカみたいだと
思っていると、彼が挨拶と同時に笑顔を振りまいている。

そんな姿、僕にはあまり見せてくれないくせに。


むっつりと用件を聞くと今日の部活は休みだそうだ。
内心、ショックを受けていたら寂しいのかと聞かれた。



寂しいに決まっているじゃないですか。
あなたは忘れているのかもしれませんが、今日は金曜日なんです。
明日、あさってと会えないんですよ。
いつだって週末は憂鬱なんです。
あなたにも、SOS団の皆にも会えない。
僕にとって、あなた方は本当に大事で大好きな人達なんですよ…!



そんな事、彼に言える訳もなくここでもまた本心を伝えずにのらりくらりと交わす。
しかし、彼は許してくれない。
僕の様子がおかしい事に気付いている。

もう戻った方がいいと伝えると、
さっきは邪魔して悪かったなと謝ってきた。
困った様に笑って。


僕が欲しかった笑顔はそんなんじゃない。
さっきの。
さっき、クラスメイトに向けていた様な笑顔が欲しかった。

気を使うあなたの優しさがこんなに憎いと思った事はなかった。





妬いてもくれない、あなたの後ろ姿を見送りつつ
何だか泣きたくなった。

(学校だから泣かないけれど)






せりふがない(笑)気付いたら全部文章に入れちゃってましたね〜
そして何だか古泉酷い人(笑)つか、寂しい人。