愛しき君




「おはよう!ギムリ」

今日も今日とて、朝から元気に、嬉しそうに。
一番美しい種族、エルフ王子が駆けてくる。

ドワーフの私に向かって。



「おはよう。今日も元気そうで何よりだ」
「もちろんさ!ギムリに会えるだけで僕は元気になってしまうよ!」
これ以上ないほど嬉しそうな笑顔。
まるで、それが本音だと。
本気なんだと言わんばかり。





信じろと瞳が語る。
あの言葉は、想いは本物だと。

信じてくれと唇が語る。
あの告白は、本気だったのだと。



けれど、私には信じられない。
だって。

エルフと、
ドワーフなんだから。





「ギムリ」

呼ばれて振り向けば、そこに立っているのは美しい人。
愛しい人。



諦めないよ、待ってるよと瞳が語る。
優しい空気で包んでくれる。

好きだよと唇が語る。
暖かい空気で包まれる。





この、美しく優しい人に
大好きだと伝えてあげたい。



わ〜…短くってスミマセン。ギムリ語りでした★ギムリが「私」でレゴが「僕」。何となく私の中で定着してました。…変?